Panchiko-D>E>A>T>H>M>E>T>A>L
自分の好きなバンド。英語が分からないので勘違いしてる部分もあるかもしれないが、以下バンドの簡単な紹介文のdeepl翻訳と自分の感想。(もっとこのバンドに詳しい人いたら教えて下さい)
On July 21st, 2016, a user on 4chan’s /mu/ board posted a photo of a mysterious CD they’d found at a record store in Nottingham, UK: a rough-worn demo titled D>E>A>T>H>M>E>T>A>L, purportedly released in 2000 by four musicians: Owain, Andy, Shaun, and John. The listener uploaded the ripped audio—the recordings sounded like they were plagued with disc rot—to file-sharing sites, and later YouTube, where they began circulating among internet music circles. The record’s sensationalist appeal was multifold. Was this an honest-to-God ’90s curio? A prank hatched by internet-savvy teens? An internet experiment in nostalgia, in the spirit of vaporwave? Nobody knew. So the Panchiko hive mobilized, gathering on subreddits and discord servers, examining every square inch of the packaging for potential clues, and even calling the Nottingham record store where D>E>A>T>H>M>E>T>A>L had allegedly sprung up in the first place.
“I woke up one day,” recounts Owain, “and ping—there’s a message on a defunct Facebook page of mine, ‘Hello, you’ll probably never read this, but are you the lead singer of Panchiko?’” The query took Owain by shock; to his and Andy’s knowledge, D>E>A>T>H>M>E>T>A>L> had never been uploaded to the internet. The Panchiko fandom finally made contact the following day, when they received their reply from Owain, a simple “Yeah.” At last, the world had confirmation: not only were Panchiko not 14-year-old kids, they were the real deal, right down to the disk rot.
deepl翻訳
2016年7月21日、4ちゃんねるの/mu/掲示板に投稿されたユーザーが、イギリス・ノッティンガムのレコード店で見つけた謎のCDの写真を投稿した。"D>E>A>T>H>M>E>T>A>L "と題された、4人のミュージシャンによって2000年にリリースされたとされる荒削りなデモだ。 オウェイン、アンディ、ショーン、ジョンの4人のミュージシャンによって2000年にリリースされたとされています。 リスナーはリッピングした音声をファイル共有サイトや後にYouTubeにアップロードし、インターネット上の音楽サークルの間で流通し始めた。 このレコードのセンセーショナルな魅力は多面的だった。 これは90年代の珍品なのか? インターネットに精通した10代の若者たちのイタズラか? 懐かしさの中でのインターネット上の実験? 誰も知らなかった。 そこでパンチコの巣は動員され、サブネットやディスコードサーバーに集まり、パッケージを隅から隅まで調べて手掛かりを探し、D>E>A>T>H>M>E>T>A>Lが最初に誕生したとされるノッティンガムのレコード店にまで電話をかけました。
"ある日、目が覚めたんです」とオウェインは振り返る。「そして、私のフェイスブックのページに、『こんにちは、あなたはこれを読むことはないでしょうが、あなたがパンチコのリードボーカルですか? 彼とアンディの知る限り、D>E>A>T>H>M>E>T>A>L>はインターネットにアップロードされたことがなかったのだ。 翌日、ようやくパンチコファンダムから連絡があり、オウェイン氏からの返事は「うん」というシンプルなものだった。 ぱんちこは14歳の子供ではないだけでなく、ディスクの腐り具合まで本物であることを世界は確認したのです。
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感想
バンド名はパンチコ。ジャケットは少女漫画のコラージュ(元ネタは"ミントな僕ら"という漫画らしい)でタイトルはデスメタルという謎のEP。
その実態はただの売れなかったバンドのCDだが、ネットで話題になった結果、今ではBandcamp Dailyにも取り上げられ、Spotifyでは100万再生もされた。
曲に関してはトリップホップやシューゲイザードリームポップ、Radiohead的な雰囲気があり、本当に90年代後半から2000年にいたバンドなんだなと強く感じた。ただ、ジブリのラピュタやマクロスなど、アニメやゲームに関連した事柄が出てくるのは今は珍しくないが、当時としてはかなり早いような気もする。
話題になった後、再リリースされたものは綺麗なverとネットに出回っていた音質の悪いrot(腐敗)verまで丁寧に収録されていて良かった。
こうやって再発掘されることが良いことなのか悪いことなのかは分からないが、人知れず消えていく音楽が存在するということを改めて実感した。
それにしてもジャケは少女漫画のコラ、タイトルはデスメタル。そしてアニメやゲームネタ。注目されたのは偶然とはいえ、インターネットで盛り上がりそうな要素が多いのは面白い。
参考サイト
https://daily.bandcamp.com/features/panchiko-deathmetal-interview
https://www.corduroythreads.com/features/the-surprising-story-of-panchiko